2018年8月 ついに賢威8がリリースされました。
現在はβ版ですが、近く正式版が公開されるようです。
賢威8のβ版をインストール
β版でも、ワードプレスのスタンダード版だけですが、試しにサンプルサイトでインストールしてみました。
インストール直後だとこんな感じ。「続きを読む」がボタン風になっているのと、SNSボタンが一新されましたね。
「続きを読む」ボタンをクリックしてページ全体を見ると・・
「この記事を書いている人」が標準でありましたね。
かなり、デザインが変わったような感じです。
賢威8の機能を確認
試しに記事を10記事ほど投稿して、他の機能も確認してみました。
機能的に目立った点は以下です
- 「この記事を書いた人」が実装された
- スマホ画面のフッターパネルが追加された
- 記事一覧のスタイルにマガジン型の表示が追加された
- リンクカードが実装された
- SNSボタンが変更された
- ヘッダーのバリエーションが増えた
- 記事下の関連記事のスタイルが変更できる
- ビジュアルエディターが機能的になった
- ページネーションが実装された
ひとつひとつ見ていきます。
「この記事を書いた人」が実装された
最近のブログで良く見かける「この記事を~」ですが、今までは、「Fancier Author Box」などのプラグインを使用していたのですが、賢威8では実装されました。
プロフィール画像の下にツイッターやフェイスブック、インスタのボタンも表示できますね。
スマホ画面のフッターパネルが追加された
スマホ表示の画面で、シェア/電話/お問合わせ/TOPへ の項目が実装されています。これはデフォルトで、カスタマイズも可能となっています。
「シェア」をタップすると、ツイッターやフェイスブックなどのSNSボタンが表示されます。
「お問合わせ」をタップすると、そのまま問い合わせフォームのページへ。「電話」をタップすると登録してある電話番号に通話します。個人のブログには電話は必要ないかな。パネルも表示/非表示の切り替えやカスタマイズも出来そうです。
記事一覧のスタイルにマガジン型の表示が追加された
記事一覧のスタイルにマガジン型が追加されました。
トップぺージの表示を「最新記事」に設定すると、このスタイルが適用されるようで、カテゴリーの記事一覧ではマガジン型になりませんでした。
カテゴリーやタグの記事一覧でも切り替えが出来ても良いとは思うのですが、β版だからでしょうか。このあたりは、様子をみたいですね。
リンクカードが実装された
リンクカードは、「Pz-LinkCard」などのプラグインを使っていたのですが、賢威8では実装されました。
実際に表示してみると・・・
URL以外は文字化けするんですよね。β版だからか?
賢威のサポートページにある
●リンクカードの表示例
『美味しいワイン』は、ワイン初心者ならではの視点でワインの美味しさを発見するサイトです。ワインの美味しさがよくわからないという人も、このサイトを見ればきっとワインが好きになる、そんなコンテンツを発信しています。ナビゲーターはワイン三貴族です。
なのですが・・・
これは問い合わせする必要がありますね。
追記
09月13日 賢威8.0β版アップデート(Ver 8.0.0.0b2)から正常に表示されるようになりました。
SNSボタンが変更された
賢威7では、ちょっとショボかったので、カスタマイズしていたのですが、賢威8ではデザインを変えましたね。
ヘッダーのバリエーションが増えた
ヘッダーのカスタマイズが容易になりました。
画像・背景画像・動画・スライダー・全画面表示などの表示方法を選ぶことができます。
これはヘッダーをスライダーにして三枚のヘッダーで表示している時。
ヘッダーを背景画像にした時
他にもヘッダーに動画を埋め込んだり、PCとモバイルで別の画像を表示することも可能です。
記事下の関連記事のスタイルが変更できる
関連記事の表示/非表示やスタイルの設定も簡単に出来るようになりました。
スタイル1
スタイル2
ビジュアルエディターが機能的になった
ビジュアルエディタが変更されて、使いやすそうです。
ビジュアルエディタを使う時は「TinyMCE Advanced」などのプラグインを使っていましたが、これなら「AddQuicktag」だけでいいかなと思えるくらいです。
賢威に有ればいいなと思っていたボックスもボタンひとつで呼び出せます。
ページネーションが実装された
賢威8ではページネーションが実装されています。
いままで『WP- PageNavi』などのプラグインを使っていたのですが、これなら必要ないですね。
賢威8の印象とこれから
他にもいろいろと追加されたり、変更された機能もあるのですが、全般的に設定等が簡単になったという印象です。
賢威7で使っていたプラグインも少し減ると思います。
また、デザインも洗練された感じで、特にスマホ表示に力を注いだというところでしょうか。
まだ、β版で、これから多少の変更もあるかもしれません。
どのみち、これからは賢威8に移行していくと思うのですが、新たなサイトはともかく、賢威7のサイトを賢威8に移行するには、装飾タグやショートコードなど、引き継ぎが出来ないものもあるので、もうすこし様子を見ようかなといったところです。
正式版の発表も、そう長くないと思いますので、それまでに引き継げる装飾タグやショートコードなどを調べてみようと思います。