コンテンツや記事更新をしっかり検索エンジンに認識してもらうためには、サイトマップが必要ですが、記事の公開や更新の度にサイトマップを編集してアップロードするのは非常に面倒です。
その面倒な作業を自動で作成・通知できる便利な プラグインが「Google XML Sitemaps」です。
「Google XML Sitemaps」の特徴
- 記事の公開・更新の度にGoogle規定に準拠したサイトマップを自動生成
- サイトマップが生成後、自動で検索エンジンに通知
- 検索エンジンに認識してほしいページを指定
- コンテンツの更新頻度・優先順位の指定
インストール時に設定しておけば、指定した設定内容で、サイトマップを自動的に作成して、更に通知までしてくれます。
Google XML Sitemaps のインストール方法
ダッシュボードの左サイドバーから「プラグイン」>「新規追加」を選択し、検索窓に「 Google XML Sitemaps」と入力します。
プラグインの「今すぐインストール」をクリックして有効化します。
Google XML Sitemapsの設定方法とは?
設定項目は以下の6つあります。
- 基本的な設定
- 投稿の優先順位
- Sitemap コンテンツ
- 除外項目
- 更新頻度の設定/周波数の変更
- 優先順位の設定 (priority)
別にファイルを作ったりする必要はなく、チェックやメニュー選択するだけで済むので簡単です。
「Google XML Sitemaps」の設定画面は、ダッシュボードから「設定」⇒「XML-sitemap」で表示されます。
基本的な設定
「基本的な設定」では、次の3項目にチェックを入れておくと良いでしょう。
- サイトの更新についてGoogleに通知する
- Bing(以前のMSN Live Search)にサイトの更新について通知する
- サイトマップの URL を仮想 robots.txt ファイルに追加
一番上は Google、二番目はBingへの更新内容通知をするかしないかを決める項目です。
GoogleやBingに少しでも早くインデックスされることが期待できます。
GoogleやBingに少しでも早くインデックスされることが期待できます。
三番目の「 サイトマップの URLを仮想robots.txtファイルに追加」 にチェックを入れると、 検索エンジンに対して サイトマップの場所を正確に伝ることができます。
その下に「高度な設定」とありますが、これはデフォルトのままで問題ないと思います。
投稿の優先順位
「投稿の優先順位」は「優先順位を自動的に計算しない」を選択して、自動的に優先順位が決められないようにします。
「優先順位を自動的に計算しない」を選択すると、後に説明する「優先順位」の定義が反映されます。
Sitemap コンテンツ
次の4つの項目に必ずチェックを入れるのが良いとされています。
- ホームページ
- 投稿(個別記事)を含める
- カテゴリーページを含める
- 最終更新時刻を含める
4つにチェックを入れると、コンテンツに関わる重要なページだけをサイトマップに掲載し、検索エンジンに不要なページは見に行かないよう指示する事ができます。
検索エンジンのクロールの最適化をして結果的にSEO対策につながるというものです。
除外項目
「除外項目」ではサイトマップに載せたくないカテゴリー・投稿・固定ページを指定できますが、基本的にデフォルトのままで問題ないです。特に除外する コンテンツがない場合は、設定不要です。
周波数の変更(更新頻度の設定)
検索エンジンに通知する サイトマップの投稿頻度を設定します。 コンテンツごとに細かく設定し、メニューから、常時・毎時・毎日・毎週・毎月・毎年・更新なし等を選択しで設定します。
以下4つだけ更新頻度を設定し、それ以外の項目は「更新なし」に設定してあります。
- ホームページ:毎日
- 投稿(個別記事):毎週
- カテゴリー別:毎週
- 古いアーカイブ:毎年
上の画像を参考にしてみてください。
優先順位の設定 (priority)
優先順位は、検索エンジンに通知するにあたって、コンテンツの重要度を設定します。
1.0(非常に重要)から 0.1(ほとんど重要ではない)の範囲で指定できますのでご自身のサイト更新頻度などで設定してみてください。
参考までに、上の例では周波数の変更(更新頻度の設定)で設定した更新頻度の高いものを優先してみました。
まとめ
サイトマップ作成や更新通知作業は、この「Google XML Sitemaps」で自動化して、「Google Search Console」でインデックスエラーなどのチェックをする使い方が良いと思います。
いずれにせよ、「Google XML Sitemaps」は必須プラグインだと思います。