【さらば賢威】17年の歴史に幕。後継テーマ「SYN(シン)オウンド」へ
2007年のリリース以来、SEOに強いWordPressテーマの金字塔として多くのブロガーやアフィリエイターに愛されてきた『賢威(けんい)』が、2025年1月31日をもってついに販売終了となりました。
私自身、2014年から「賢威6」「賢威7」「賢威8」と、10年以上にわたって使い続けてきたユーザーの一人。今回の販売終了には、一つの時代が終わったような、何とも言えない感慨深いものがあります。
しかし、悲しんでばかりもいられません。賢威の血統を受け継ぐ次世代テーマ「SYN(シン)オウンド」が、いよいよ動き出したからです。
賢威ユーザー先行リリース!新テーマ「SYN(シン)オウンド」とは?
2025年10月29日、賢威ユーザー限定で先行公開されたのが、新WordPressテーマ「SYN(シン)オウンド」です。
現在のバージョンは「0.2.0」。2026年3月に予定されている一般販売(正式版)に先駆けて提供された、いわば「先行ブラッシュアップ版」という位置づけでしょうか。
賢威からの「アップデート」ではない点に注意
ここで最も注意すべきなのは、SYNは賢威のグレードアップ版ではなく、全く別物のテーマであるという点です。
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互換性なし: テンプレート構造が根本から異なる。
移行作業が必要: ボタン一つで「賢威8からSYNへ」とはいかない。
デザイン刷新: 現代的なウェブサイトに最適化された設計。
公式サイトでもアナウンスされていますが、乗り換えにはある程度の「作り直し」の覚悟が必要です。私も当初はその作業量を懸念して、しばらく様子見を決めていました。
なぜ今、SYNへの移行を決めたのか
二の足を踏んでいた私ですが、最終的にSYNを導入することに決めました。理由はシンプルで、「放置のリスク」を考えたからです。
賢威8の販売・サポートが終了したということは、今後WordPressの本体アップデートやPHPのバージョンアップ、新しいプラグインとの相性問題が起きた際、公式な修正が入らなくなることを意味します。
「それなら、いっそ今のうちに次世代のSYNに慣れておこう」と思い切ってインストールしてみました。
実際に使ってみてわかった「SYN」の驚くべき使い勝手
実際に記事を投稿し、触ってみて最初に感じたのは、「想像以上に使い勝手が良い!」ということでした。
1. 外部プラグインが不要になる多機能性
賢威8では別途プラグインを入れて補っていた機能が、SYNでは標準装備されています。
- 目次機能
追従サイドバー
ブログカード
Q&Aの構造化データ出力
etc..
高度なSEO設定 これらがテーマ内で完結するため、導入後にいくつかのプラグインを削除することができ、サイトの軽量化につながりました。
- デフォルトでの完成度が高い
今のところ、CSSをいじるような外観カスタマイズをほとんど行わなくても、十分にプロっぽい仕上がりになります。特に、初めてSYNを使う方にとっては、設定の手間が省ける非常に優秀なテーマだと感じます。
今後の課題と気になる「一般販売」の行方
もちろん、手放しで楽なことばかりではありません。 賢威からのテーマ変更の最大の壁は、「賢威8で書いた記事の装飾コード」です。装飾ボックスやブログカードなど、賢威特有のショートコードを使っている場合、これらをSYNに書き換える作業にはかなりの時間を要しそうです。
また、2026年3月の一般販売に向けて、いくつか気になる点もあります。
- 正式版との違い: 先行版よりさらに機能が追加されるのか?
- 販売価格: 賢威ユーザーへの優待割引はあるのか?
- 再購入の必要性: 既に先行版を使っているユーザーも、改めて正式版を買い直す必要があるのか?
「先行配布で協力したユーザーには半額特典を!」なんて期待もしてしまいますが、このあたりの詳細は正式発表を待つしかありませんね。
まとめ:まずは3月まで使い倒してみます
『賢威』という大きな支えがなくなる不安はありましたが、実際に『SYN』を触ってみると、その進化の速さにワクワクしている自分もいます。
まずは2026年3月の正式リリースまで、このテーマを徹底的に使い込んで、その真価を確かめてみたいと思います。
